なぜか産後は漫画を読みたくなります。
娘のときも「赤ちゃんと僕」を大人買いしたりと里帰り中に漫画を買ったりしていたのですが、今回もちょこちょこと漫画を買って息抜きに楽しんでいます。
ブックオフオンラインで購入することが多いのですが、送料無料にするために旦那にほかに欲しい本がないか聞いてまとめて買ったりするのですが、以前聞いていた「嫌われる勇気」という本の在庫がちょうどあったので金額調整のために一緒に買ってみました。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
ベストセラーにもなっている有名な本のようですね。
旦那はほかにも読みたい本がたまっているようだったので、タイトルが気になったわたしは先に読ませてもらうことに。
正直なところ、産後は活字が頭に入ってこないので届いたときは興味はありつつも読める気がしなかったのですが、パラパラとめくると対話形式で読みやすそうだったのでダメ元で読み始めました。
いざ読んでみると、たしかに対話形式なので読みやすくはあるのですが、内容の理解が難しい!
一つ一つの言っていることはわかるのですが、流れを理解するのはあと2.3回読まないと無理そうでした_(:3」∠)_
それでも目から鱗な考えがたくさんあって面白かったです。
そんな中で、ものすごく印象に残った言葉が「課題の分離」です。
「他者の課題は切り捨てよ」とのことなのですが、これを意識して生活するとなかなか面白いです。
今日で言えば、娘がいつも以上になかなか寝なくてイライラしそうだったのですが、娘が寝るという課題は娘のものなので、わたしが頑張って寝かせなければならないものではないと考えると少し気が楽になりました。
今日は娘は寝ない日のようだし、わたしもまだ眠くない。
息子も日中寝すぎていてまだ眠ないのだから、無理して布団に入って子供たちが寝ないことにイライラするだけ無駄な気がしたのであきらめて起きてテレビを見ることにしました。
父も妹もまだ起きていたのでリビングでテレビを見ながら会話をして気持ちをリセットすることができました。
今までのわたしならなかなか寝ない娘に対して「いいかげんに寝なさい!」と言ってさらにイライラを募らせていたような気がします。
結局いつもより1時間ほど遅くはなりましたがそのあと布団に入ると娘は寝てくれました。
息子も日中ずっと寝続けていたので今夜は長期戦を覚悟していたのですが、漫画を読みながら抱っこしていたらいつの間にか寝てくれました。
アドラー心理学を理解できているのかわかりませんが、本を読んで少し意識しただけで気持ちが楽になったのはたしかです。
今までも「自分を変えることはできるが、他人を変えることはできない」という言葉を耳にしたことはありましたが、その言葉を初めて理解した気がします。
そういえば、今日のお昼に母から「一人目のときに比べて体力面もだけど精神的に余裕あるよね」と言われました。
たしかに一人目のときは娘が少しでも泣こうものならピリピリして、旦那にも理不尽にあたりまくっていた気がします。
今回は前ほどあたっていない…はず!
少なくとも少し冷たい態度をとったあとに「さっきはごめんねー」と言えるくらいの余裕があります。
産後はただでさえホルモンの関係でイライラしやすいのでこのタイミングでこの本に出会えてよかったなーと思います。
幸せになりたいのでこの調子で少しずつでも実践していきます。