11月の市報に乳幼児のパパ・ママのための救命講座の案内が載っていました。
場所が岸部市民センターというところで家からは40分ほどかかるのですが
1人300円と安いし、知っておいて損はないということで
旦那と二人分申込ました。
そして昨日、講座を受けてきました(*‘∀‘)
14時から16時なので離乳食と昼寝の時間をずらさなくちゃいけなくて結構バタバタして大変でしたが
行ってよかったです(/・ω・)/
小さい体育館的な多目的ホールであったのですが
隅に託児スペースがあり人100円で見てもらえるとのことでお願いしました。
両親から離れることがほぼ初めてなのでどうなるかと不安でしたが
案の定と言いますか、始終泣き続けておりました(;´∀`)
正直、途中であきらめておもちゃで遊びだすんじゃないかと思っていたのですが
かなり力強く泣き続けていてちょっとびっくり。
ちゃんと人見知りして成長してたんだな~なんて。
途中力尽きて寝てたり
我慢できずに旦那が抱っこしていましたが、
うちの子が一番泣いてた気がするのは自分子の声しか耳に入らないからかな?
でもやっぱりうちの子が一番泣いていたような(;´∀`)
さて、今回の小児救急講座ですが
吹田市の小児救急を守る市民の会の方が開いてくださっているそうです。
(以下、頂いた用紙からの抜粋です)
平成16年4月から吹田市内での夜間小児救急がなくなり、
箕面市民病院に隣接する豊能広域こども急病センターに夜間小児救急が統合されました。
いま、吹田市内では夜間にこどもを診てもらおうと思っても駆け込める病院がありません。
吹田市の夜間小児救急がなくなるときき、保育園に通う子どもたちのパパ・ママが集まり
「吹田市の夜間小児救急をなくさないで市民の会」を結成しました。
吹田市の夜間小児救急を復活させてほしい、と署名を集めて市に要望する中で、
市民病院で行われている土、日の昼間の休日急病診療所は廃止されずに継続されることになりました。
現在は「吹田市の小児救急を守る市民の会」と改称し、
年に推移界の救急講座や子どもの体づくりに役立つ勉強会を開催し、活動しています。
とのことでした。
お恥ずかしながら、まったく知りませんでした。
こういう方々が動いてくださってなんとか守られている状態なのですね。
興味を持たれた方はこちらを一度読んでみてください。
ブログ http://ameblo.jp/shouni-kyukyu/
HP http://www.sutv.zaq.ne.jp/shouni/
先着30名となっていましたが、今回はうちを含めて11名の方が参加していました。
教えてくださるのは赤十字の救急法救急員の方です。
教えていただいたのは乳幼児の一時救命処置、
心肺蘇生法とAEDの使い方でした。
「こんなときは急いで病院へ」といった
観察のポイントが載った冊子もいただけました。
何かあったら焦らずこれで確認できそうです(*‘∀‘)
基本的には自動車教習で習ったような大人の人と同じ対応でした。
一番大きく異なるところは
大人は意識がなくて呼吸もない場合、胸骨圧迫30回をして人工呼吸2回の繰り返しですが
乳幼児の場合は、心臓よりも呼吸が原因のことが多いので胸骨圧迫より先に人工呼吸から始める
ということでした。
他に乳児のポイントは
・意識の確認の際はすねのあたりを押さえて足の裏をたたきながら声をかける。
(大人や幼児は肩口をたたきながら)
乳児の場合肩を叩くと反動で身体を揺さぶってしまう恐れがあるためだそうです。
・胸骨圧迫は2本の指で。
(大人や幼児は手掌基部で)
・気道確保の際は首が柔らかいので後方に傾けすぎないように注意する。
・人工呼吸は口を鼻を一緒に覆って息を吹き込む。
(大人や幼児は鼻をつまんで口を覆って息を吹きこむ)
という感じでしょうか。
今はまだやったばかりなので、どうにかなりそうな気がしますが
しばらくして記憶が薄れてきたときが怖いですね。
たまに読み返していつでも行動できるようにしておかないと意味ないですもんね(´・ω・`)
AEDは初めて目にして触ってみましたが
使い方は機械がしゃべってくれるのでそれに沿って使えばいいだけなので簡単でした。
問題はその通りにできるように冷静になること、ですね。
あと、心電図を解析するときと電気ショックの実施のときは
対象者から離れないといけないことを初めて知ったので
ここで学んでいなかったら機械が「心電図を解析します。離れてください」と言っても
「???」となっていたかもしれません。
ましてや頭が混乱しているときはついつい子供の身体から離れられそうにないですし。
また、AEDは心停止した場合に有効かと思っていましたが違いました。
心臓が痙攣してうまくポンプの機能が働いていないときに
電気ショックを与えて一度止めることで正常な動きに戻すためにあるそうです。
なので止まってしまった心臓には意味がないのだとか。
AEDがくるまでにいかに胸骨圧迫を続けるかが重要だそうです。
ポイントは「強く・早く・滞りなく」(だったかな?)
たまに「余計なことせんとAED届くまで待っといた方がいいって」という方がいるそうですが
それは間違いとのこと。
たしかに間違った対応してしまったら…と思うと怖いですが、
心臓が止まってしまう以上のことはないですもんね。
今まで、こういったことが必要な場面に出くわしたことがないので
自分に起こりうることはなさそうだなーという意識がどこかにあったのですが
やっていたら助かったかもしれなかったり
やったことで助かったりという実際にあった話を聞くと
いつ必要なときがきても大丈夫なようにして置かないと…を気を引き締めることができました。
時間がある方は是非是非講習を受けることをおすすめします(/・ω・)/