ごろり主婦ブログ _(:3」∠)_

先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)

先日、娘にクレチン症の疑いがあるため

産院で再検査を受けてきましたが、

検査結果は19日の一か月検診でと言われていたのに

今週の水曜日の朝に連絡がありました。

言われていたより早かったため、嫌な予感はしたのですが

やはり、再検査の結果も異常値が出ているため

しかるべき小児科で精密検査をしてくださいとのことでした。

 

なるべく早い方がいいと言われましたので

電話を聞いてすぐに紹介状を取りに行き、

母の運転で県立奈良病院に行ってきました。

 

その結果はまたしても「クレチン症の疑いがある」とのこと。

そもそも、クレチン症とはどういった病気か、ですが

 

甲状腺の働きが先天的に弱いため、

そのまま治療せずにいると、知能障害や発育障害が問題になるそうです。

もう少し詳しくいうと、

脳からTSHというホルモンが出て甲状腺に働きかけ

それによって甲状腺からFreeT3とFreeT4というホルモンが出るそうですが

このFreeT3とFreeT4が低いと知能障害や発育障害になる恐れがあるみたいです。

 

今回、娘の精密検査の結果では

FreeT3とFreeT4は正常値ではあったものの

TSH値が異常に高かったそうです。

 

その結果考えられるのは

「クレチン症」か「一過性高TSH血症」かどちらかであるということでした。

「一過性高TSH血症」の場合は、その名の通り、一時的に高い数字が出ていても

そのうち落ち着くため、薬の必要がないそうです。

クレチン症の場合は、なるべく早く投薬を始めるのがいいそうです。

そして、現段階ではどちらであるか区別がつかないということでした。

 

そのため、しばらくは様子を見るか、

すぐに投薬を始めるか決めてほしいといわれました。

投薬を始めるならば、3歳までは毎日薬を飲まなければいけないし

定期的な検査で採血をしなければならず、可哀想にも思えました。

ですが、クレチン症でなかったとしても薬による副作用は特にないと言われ、

また、クレチン症で、様子を見てる間に障害が出る恐れがあることを考えると

長期的にみて将来影響が出ないことの方がいいと思い、

薬を飲ませることにしました。

 

ひとまず5日分だけ薬をもらい、

次の月曜日と、その次の月曜日も検査をするところまでは決まりました。

 

産まれてすぐに採血を何回もして薬を毎日飲ませることになってごめんね、

という気持ちはありますが、

薬さえ効いていれば普通の生活をできるらしいので

そこのところは良かったと思います。

なんと言っても、見た目は元気そうなのが救いです。

見るからにしんどそうだったり苦しそうだったらもっと精神的に参る気がしました。

 

というわけでしばらくは大変そうですが、

これからもっとクレチン症の知識もつけて

娘にとっての最善策がとれるように努めようと思います。

 

 

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